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2016年4月20日 (水)

殺し合いの大地 天空から見下ろす女

きのう明石市文化博物館で5月29まで開催されている「生頼 範義展」に行って来たん。うちの気になる絵描きさんのひとりなぜかというたら。。。

80年台のはじめうちが短大生の時、土日は駅前の書店でバイトをしてたん。当時ミクストメディア戦略で「カドカワ」意気盛んな頃やった。なんでこの人の各表紙ばかりなんやと文庫の補充をしながら思うと同時にこの濃い絵柄に不思議と魅力も感じてたん。

Reach0168 もちろん画集を買うた。じっくり見て再び画力に驚き、解説読んで驚いた。

弟の同級生でその名が居る、その縁で母同士でともたち。そんで元からの地主で山陽新幹線の建設の土地買収で大金持ちや。やはりここにルーツがあったんや。

それともっと前の子どもん時学習図鑑のあんなにみずみずしく命が巡るさまを描いた組織図に魅せられてたん。それも彼の筆から生み出されたもんと初めて知った。

その初期の原画無いんやろか今回紹介が無いんが残念。

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去年天に住まい替えされた。
で明石の縁で回顧展が開催されてる。

西洋古典絵画の天才ミケランジェロを敬愛しそれに迫るスゴ腕職人なんや。戦いと破壊、同時に女と体内の性と生、想像力と構成力は宇宙を自由に飛び交う。日常に降りてはスポーツに政治になる。男のロマンの具現化てんこ盛りや。

そんで履歴では10才の時明石大空襲に追われ家族ともども薩摩川内市に疎開したとある。目の前で実際紙くずのように命が焼かれたことそれがその後一生の絵のうらにあるんやろう。彼のおかげで殺戮は絵空事に昇華されてるのかも知れんな。

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1回の展示は撮影OKや。でもこの原画の迫力はぜひともカメラでなく目に焼き付けて欲しいで。

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