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2010年7月23日 (金)

レンピッカ展のこと

シネコンに行く前のこと、記事が前後します。updownupdownupdown

兵庫県立美術館であさってまで開催中のレンピッカ展に行ってきました。

マドンナもお気に入り、プロモーションビデオに使用したりで最近注目の女性画家タマラ・デ・レンピッカの展示会です。一度忘れられたせいでほとんど個人蔵、このようにまとまって展示をするのはなかなかないのです。

Tamara

もっとも輝かしく活躍した時代は1920年代後半、アールデコの時代。機械文明輝く時代でもありました。彼女はロシアいいトコの出身、亡命したパリの社交界で美貌とプロデュース力と絵才を武器に美術界に踊り出ました。ファッション写真家に撮らせたセルフポートレートは当時の映画大女優の風格があります。

この時代背景と自由奔放さを反映した強い絵です。でも絵肌はルネッサンス期の古典的な筆跡を感じない滑らかさ、上目遣いの表情、宗教画でよくありますね。そんな西洋絵画の伝統をベースに持ちながら、配色シンプル、3Dでバーツを組み合わるような絵の創り方、金属的なくっきりした表面材質←は現在を予見してます。これが人気再燃となったのでしょう。特に髪やドレスの表現が独特です。洋裁専門学校に行っているいちばんしたの子によると縫製デタラメだだって、やっばりガラダが描きたかったのね。

でも時代は去ってしまう、迎合過ぎたために絵は全く売れなくなり、自信も欝に。人気とは恐ろしいもんや。全くプロデュース力なく、時代に合わせることなく気楽に絵を描いてるのもいいのかもなぁ。

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コメント

暑中お見舞い申し上げます ^^

投稿: tks | 2010年8月 3日 (火) 18時37分

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» 「美しき挑発 レンピッカ展」(兵庫県立美術館) [I my me gallery blog]
7/23に兵庫県立美術館で「美しき挑発 レンピッカ展」を鑑賞してきたので感想を書きます。 この展覧会は兵庫県立美術館で2010/7/25まで開催中です。 いま詳しい内容や批評を読みたくないという人はここから下は読まないでください。 ―――――――――――――――――― この展覧会のポスターやフライヤーにも使われていた「緑の服の女」という絵を間近で見たらとても輝いていて、優雅で、生き生きとしていた。作者であるタマラ・ド・レンピッカ(1898~1980)は波乱万丈の人生を送ったようだが、絵... [続きを読む]

受信: 2010年7月24日 (土) 20時00分

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